iPhone端末の歴史と進化。機種ごとにどんな変化を遂げた？

2014年に発売されたiPhone6及び6Plusには、今現在の最新iPhoneと比較してもそれほど大きなギャップを感じない程度に進化を遂げています。GPSやデジタルコンパス、加速度センサーといった機能性の充実に加えて、ストレージ容量が大幅にアップし、16GB、64GB、128GBと大容量のストレージ容量を選ぶことができました。写真や動画、音楽にたくさんの容量を使用する人にとっては、音楽・動画の再生を兼ねたまさにマルチメディア端末として重宝されていました。iPhone6のディスプレイサイズは4.7インチ、6Plusのディスプレイサイズは5.5インチと、より大きな画面で迫力のある写真・動画を楽しめるようになりました。

またiPhone6の発表に合わせてモバイル決済も導入され、「おサイフケータイ」と似た機能がiPhone端末でも利用できるようになった点が、さらに利便性を向上させています。指紋認証システムも導入されたことによって、セキュリティ面も大幅に向上し、スマートフォン端末の中に重要な情報を保存することへの抵抗感も薄くなりました。モバイル決済時には指紋認証を行うだけということで、パスコード入力などの面倒に思われがちな過程がショートカットされています。